ThinkPad T520i (42394GJ、423952J、423953J)
最高レベルのパフォーマンスと生産性をもたらす高性能ノートブックPC「ThinkPad Tシリーズ」のうち、CPUに“インテル Core i3”プロセッサーを搭載した15.6型HD液晶ノートパソコンが「ThinkPad T520i」です。“ThinkPad Tシリーズ”はレノボ・ジャパン株式会社が販売する、高解像度かつ携帯性を兼ね備えたThinkPadの代表的モデルになります。
格安価格のベーシックノート“ThinkPad Edge シリーズ”、価格と性能のバランスが取れたスタンダードノートPC“ThinkPad L シリーズ”、そして携帯性に重点を置いた“ThinkPad X シリーズ”など複数存在するThinkPadシリーズの中で、「ThinkPad T520i」は10万円以下の予算で購入できるもっとも高性能なモデルです。
ThinkPad T520iの特徴は、大型の15.6インチ非光沢(アンチグレア)液晶と光学ドライブを内蔵しながら、携帯性も追求している点です。重量は約2.6kg(6セルバッテリー搭載時)と普段の持ち運びには向いていませんが、バッテリー駆動時間が約6.6時間(6セル・バッテリー搭載時)もしくは約11時間(9セル・バッテリー搭載時)と長いため、1日中屋外で使う事もできます。
またレノボの「ThinkPad Tシリーズ」には、電気消費量の削減に貢献するピークシフト機能が採用されています。ピークシフト機能では、バッテリーからPCを駆動するかACアダプタからPCを駆動するかのスケジュールを設定することができます。これを設定することにより、電力消費量がピークに達する時間帯の電気の使用を自動的に避けることができます。
夏や冬の電力消費量が多い時期に節電しなければいけない企業にとって、このThinkPad Tシリーズに搭載されているピークシフト機能は大きな味方になってくれます。日中のオフィスワーク時はバッテリーで「ThinkPad T520i」を使い、電気料金の安い夜間にバッテリー充電をしておく、という使い方ができます。
さらに、「ThinkPad T520i」にはPCパフォーマンスをスピードアップする“Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7”が採用されています。Enhanced Experience 2.0は、Windows 7搭載パソコンのためにレノボが着手した、PCやWindows 7のパフォーマンスを最適化するプログラムの次世代製品になります。
この“Enhanced Experience 2.0”により、「ThinkPad T520i」はより早い起動時間とシャットダウンが可能になっています。さらに、オプションでHDDが搭載されているT520iにSSDを追加することで、アプリケーションの高速起動を可能にする“Lenovo RapidDrive SSD Technology”にも対応します。
スペック面でもCPUに“インテル Core i3-2350M プロセッサー”、ドライブに“DVDスーパーマルチドライブ”、HDDの容量は“320GB”と、オフィスでも自宅でもメインPCとして使うのに向いた構成となっています。ただしデフォルト構成だとメモリが2GBなので、より快適に使うためにも4GB以上にアップグレードする事をオススメします。
「ThinkPad T520i」はキャンペーン価格9万円台から販売されていますが、レノボWEB広告限定ストアで提供されている割引クーポンを利用することで8万円台での購入も可能です。クーポンを活用すれば、メモリを4GBに、HDD回転数を5,400から7,200に、そして便利なスマート・カード・リーダーをアップグレード&搭載しても10万円以下で購入できます。
ちなみに、割引クーポンの金額によってはCPUに“インテル Core i5”が採用された「ThinkPad T520」を10万円以下の予算で購入できる事もあります。10万円以下ぎりぎりまで予算を取れる場合は、“インテル Core i3”プロセッサー搭載の「T520i」ではなく、Core i5以上を搭載したT520の方をオススメします。
※「ThinkPad T520i」と「ThinkPad T520」の違いは、CPUが前者は“インテル Core i3”、後者は“インテル Core i5”以上という点になります。レノボのThinkPadシリーズでは、CPUが“インテル Core i3”の場合、モデル名の末尾に「i」が付くケースが多いです。
最高レベルのパフォーマンスと生産性をもたらしてくれるThinkPadシリーズのハイパフォーマンスモデル、それがこの「ThinkPad T520i」です。15.6インチの非光沢(アンチグレア)液晶を搭載していて、ロングライフバッテリー搭載で長時間使えるハイスペックなT520iは、節電が叫ばれる今の社会に最適なノートパソコンだと思います。
レノボWEB広告限定ストアの割引クーポンを使うことで8万円台で購入できるのは嬉しいポイントではありますが、個人的にはせっかくThinkPad Tシリーズを買うのであれば、CPUが“インテル Core i5”以上のモデルを買いたい所です。予算が10万円フルに使える場合は、T520iではなく、レノボの割引クーポンを使ってT520の方を購入される事をオススメします。
CPUにはこだわらなくて、出来るだけ安くThinkPad Tシリーズを購入したい方には、当ページでご紹介している「ThinkPad T520i」(CPUはインテル Core i3)を選んでおいて間違いはありません。電気代が気になるオフィスでの据え置き利用がメインなのであれば、バッテリーは9セル・バッテリーにアップグレードされた方が良いです。
アメリカ軍用のテストをパスするなど世界中で高い信頼を得ているThinkPadの堅牢性は、ビジネスシーンでも活躍してくれることと思います。またThinkPadシリーズには、よりエコを意識したな環境のためにさまざまな工夫がなされているので、長時間バッテリーと合わせて地球にもやさしいPC利用が可能になります。
ちなみに、もし室内での据え置き利用がメインで、10万円以下の予算でできる限り安くたくさんのノートパソコンが欲しいという方は、同じくレノボ・ジャパンで販売されている3万円台の14インチ型ノートパソコン「ThinkPad Edge E420」を選ばれるのも手です。カスタマイズしても10万円の予算で2台ノートPCを購入できますよ。
【レノボ(Lenovo)】 ThinkPad T520i 詳細ページ
ThinkPad T520i (仕様)&カスタマイズ |
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ノートPC型番 | 42394GJ、423952J、423953J |
液晶ディスプレイ | 15.6型HD液晶 (1366 x 768 LEDバックライト 光沢なし) 15.6型HD+液晶 (1600 x 900 LEDバックライト 光沢なし) 15.6型フルHD液晶 (1920 x 1080 LEDバックライト 光沢なし) |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版 Windows 7 Professional 32ビット 正規版 Windows 7 Professional 64ビット 正規版 |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 3000 NVIDIA NVS 4200M Optimus グラフィックス (1GB) |
CPU(プロセッサー) | インテル Core i3-2350M プロセッサー (2.30GHz, 3MB L3, 1333MHz) |
メモリー | 2GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用) 4GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用) 4GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用) 6GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用) 8GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用) |
HDD | 320GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm 320GB ハード・ディスク・ドライブ, 7200rpm 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 7200rpm 128GB ソリッド・ステート・ドライブ(SSD) 160GB ソリッド・ステート・ドライブ(SSD) |
ドライブ | DVDスーパーマルチ |
重量 | 約2.6kg(6セルバッテリー搭載時) |
サイズ | 372.8 x 245.1 x 31.8-35.6mm(6セルバッテリー搭載時) |
バッテリー駆動時間 | 約6.6時間(6セル・バッテリー搭載時) 約11時間(9セル・バッテリー搭載時) 約21.8時間(9セル・バッテリー+スライス・バッテリー搭載時) |
保障(サポート) | 1年引き取り修理 |
発売日 | 2011/11/8 |
メーカー | レノボ(Lenovo) |